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医療生協組合員・職員の皆さま あけましておめでとうございま す

東京保健生活協同組合 理事長
柴原 昭典

柴原理事長

 昨年は、皆様の多大なご尽力の成果として、かつて無いほどの経営改善を成し遂げることが出来ました。皆様の奮闘に敬意を表し、心より感謝申しあげます。

 私達の活動は営利を目的にしていませんから、純粋な医療福祉活動に対する制度の支えがなければ、十分に機能することが難しくなります。長きにわたった偏った小泉構造改革の極みである医療費削減政策の結果、私達の医療活動は苦境に立たされています。私達事業所職員は、医療生協の歴史および未来に確信と希望をもって、さらに経営改善を積み重ねて逆境に負けない医療経営構造改革を目ざす所存です。

 さて、11月の日本医師会配布ポスターのテーマは、なんとあの「七つの生活習慣」でした。私達がすでに10年程前から取り組んできた健康生活習慣です。また、今年から豊島区で始められた「健康チャレンジ」は、私達の「ヘルスチャレンジ」と同じような取り組みです。

 全国の病院や診療所の壁に「七つの生活習慣」のポスターが貼られ、豊島区民も私達と同じようにヘルスチャレンジに取り組んでいるのです。医療生協が提案する健康生活運動の輪が広がっています。うれしいではありませんか。医師会や自治体の取り組みの手本になりうるような取り組みを私達は先駆けて取り組んできたのです。

 地域に根ざした在宅医療への取り組みや、患者の権利章典、カルテ開示など、医療生協が理想に燃えてわが国の地域医療福祉の最前線でこつこつと築き上げてきたものは、組合員が主体である医療生協だからこそいち早く成し遂げることが出来た財産です。

 しかし社会の変化は急速です。自分を見失わなず、しかも急激な変化に遅れずに、これらの財産を今後いかに進化発展させるかも問われています。そのためにはもっと仲間を増やし、もっと強い医療生協をつくる必要があります。 ひとり暮らしや老夫婦のみの所帯・職を失った方々、大声を出すことの出来ない方々の声を拾い上げてそれらの人々の健康を守る運動も私達の活動の一環です。それが、いま取り組んでいる「いのちの大運動」なのです。広くこれらの人々への声かけを続けましょう。

 医療生協は今年から医療福祉生協連(仮)として新しい形に生まれ変わります。様々な人々が心身共に健康な生活を求めて集まる場所が医療福祉生協です。 今年も、医療福祉生協の将来に確信を持って、「出会い・ふれあい・ささえあい」の輪を拡げていきましょう