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食----一日3回の食事が体に良いわけ

  大泉生協病院・管理栄養士
  垣内 早苗


規則正しい食事が体内時計を整えます、特に朝食をとることが肝心です。

 

 体内時計によってきざまれている生体リズムに合わせて、1日3食きちんと食べる事が疲労や肥満を防ぎます。

 お腹の空き具合で時間がわかることを「腹時計」などといいますが、人の体には体内時計が備わっていることが解明され、その詳しいメカニズムがあきらかになってきました。

【体内時計と生体リズム】
 生体リズムは、地球の自転に始まる自然環境のリズム(春夏秋冬、昼夜、潮の満ち干きなど)と連動しています。この生体リズムは体内時計によって調整されています。体内時計には『主時計』と『各臓器の時計』の2種類があります。人は、本来1日25時間周期の生体リズムですが、体内時計の働きで24時間にリセットされています。このリセットに最も大事なことは、朝方の日光であることもわかっています。体内時計の主時計が存在する視交叉核は目から脳の奥へ視神経が伸び交叉するところにあります。朝起きて光を浴びると、その刺激が目から脳に伝わって、生体リズムが24時間にリセットされます。
 また食事による刺激は、視交叉核を介さずに、各臓器の時計をリセットできる事も確認されています。3食の中では、特に朝食のリセット効果が強いと言われています。夜に強い光の下にいることや、朝食を抜いたり夜食をとることは体内時計を後ろにずらし夜型生活パターンを助長することに繋がります。

 

【体内時計と生体リズム】
 「1日3食きちんと食べても太る人と太らない人がいる」「1日の食事の半分を夕食でまかなう人は体重が増え、同じカロリーを朝食でまかなう人の体重は変化が少ない」などということをよく耳にします。それはなぜでしょうか?答えは、「体内時計に合わない食事だから」です。体内時計を司るたんぱく質の一種は、午後10時ころから深夜にかけて昼間の20倍に増加するといわれています。そして、このたんぱく質が細胞内に多くあると脂肪が蓄積されると言われています。