ニュース&トピックス


歯の話--- インプラント治療について

  東京保健生協歯科部長・鬼子母神診療所歯科所長
  神田 剛

 歯を喪った場合の治療方法の一つとしてインプラントがあります。ブリッジや義歯では自分の歯を削ったり、維持や保持のため歯に負担をかけますが、インプラントはそれがありません。

 私が歯科大学生であったおよそ40年前はインプラントの存在は知りませんでしたし、講義にもありませんでした。今では、インプラントの講義に多くの時間があてられています。基礎研究、臨床成績などで安全性、長期の安定性が認められています。私の家族で歯を喪ったらインプラントを薦めます。

 3年前、中央区の歯科医院でインプラント手術で死亡事故がありました。インプラントの普及に伴い様々なトラブルが報告されています。インプラントは生体にとって異物ですし口の中も変化していきますので、長期にわたる維持管理が必要です。東京保健生協歯科では歯科一般のレントゲンに加えて口腔内に装置を入れてCTを撮影しコンピュータで顎骨を3次元的に復元し実際埋入するインプラントをシミュレーションし安全安心な治療をこころがけています。

 インプラントは自費治療です。当生協では診断、手術、冠装着などで一本あたりおよそ35万円から45万円かかります。自分の歯が一番です。家庭での口腔ケア、歯科医院でのプロフェッショナルケアで歯を守りましょう。