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介護の現場から…介護保険制度の学習会を開いていきましょう

 介護事業部長 齋藤恵子
 

 介護報酬改定が決定しました。プラス改定と言われてますが在宅サービスに厚く、施設サービスについては下げているのが特徴で全体には厳しい内容となっています。

 しかし在宅サービスも短時間の利用を進め、長時間のサービスを制限する内容となっています。利用が多い訪問介護の身体介護と組み合わせた生活支援のサービス提供時間を30分ごとから20分〜25分刻みとし、長時間になるサービスは報酬を下げています。

 今回の改定の目玉だった「24時間定期巡回型」の事業は運用が複雑で利用しづらく何より実施する事業所が少ない現状です。施設サービスは介護度の重い方や医療処置が必要な方を受け入れ、看取りまでを行うと報酬が加算されます。その一方で「入所期間が長い」利用者が多いことや「在宅に帰す率(在宅復帰率)」が低いと報酬を下げるといった内容となっています。在宅を重視し24時間のサービスで介護を支えるとしながら、サービス提供時間は短くなり、施設入所もしにくくなる改定内容が見えてきました。

 「介護保険制度は複雑でよくわからない」という声も聞きます。制度を知り活用していくことが大切です。ぜひ支部や班で学習会を開いてください。

 私たちは高齢者が安心して住み慣れた家(地域)で暮らし続けることを支える介護や医療を提供していきたいと考えています。