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薬の話--- グルコサミン摂取について

  ひがし大泉薬局
  伊東 典子

 グルコサミンとは糖の一種で、食品中にごく少量含まれる栄養素です。一般的にはカニやエビなどの甲殻類の殻に含まれています。骨と骨の間でクッションの役目を果たす軟骨の形成を促す働きがあり、変形性膝関節症などによる膝の痛みに効果があることで広く知られています。一度磨り減った間接軟骨は元の完全な形に修復されることはないとされていて、炎症を和らげるための薬物、温熱、冷却療法といった対症療法が主になります。痛みを取るという点では、痛み止めの方が強いですが、極めて緩徐に痛みを和らげる効果はあるとされています。

 安全性については問題ないとされていますが、グルコサミンの中に含まれるカニやエビの甲殻類に対して、もともとアレルギーのある方は、アレルギー症状が出る場合があるので、注意が必要です。摂取量を大幅に越えた量を摂取すると、、まれに胸焼け、胃痛、下痢、便秘などの胃腸不良を感じることがあるようです。また、薬との相互作用が報告されている例もあるため、注意が必要です。一部では、疾病の症状悪化した例も報告されているため、事前に主治医などと相談した方がよいでしょう。

  医療機関において『ペレックス』と『カロナール』の併用は細心の注意を払って行われます。また、アセトアミノフェンは医師の指示のもと鎮痛目的で投与量を多く使用する場合もあります。風邪薬と風邪薬の併用、手持ちの解熱剤との併用は、自己判断で使用しないようにしましょう。