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食--- 高血圧のための食事について

  老健ひかわした 栄養科・管理栄養士
  中田 奈穂

 高血圧の場合、塩分の摂取に気を付けるように言われることが多いかと思います。ではこの高血圧と塩分には、どのような関係があるのでしょうか。

 塩分の主成分であるナトリウムを摂りすぎると、細胞内にナトリウムが増えすぎてしまいます。この状態を中和させるために、細胞は水分を欲するようになります。すると、細胞の外から水分を得るようになり、血液中の水分が不足してしまいます。そして今度は血液も水分を欲するようになり、血液中の水分量が増加し、血圧が高くなってしまいます。このようなしくみのもと、高血圧の予防、改善には塩分の摂取に気を付けることが重要とされています。

 では実際、どのようにして塩分の摂取に気を付ければいいのでしょうか。はじめから頑張り過ぎず、まずは「今より」も減らしていくことをめざしましょう。以下にいくつかポイントを挙げました。徐々に項目を増やしていき、薄味に慣れていきましょう。

【減塩のポイント】 
@漬物類は食卓に置かない。
A麺類の汁は残す習慣をつける。
B汁物の回数を減らし、具沢山にする。
C酸味、香辛料、香味野菜を利用して、薄味でも美味しく。
Dすべて薄味にするのではなく、料理ごとの味に強弱をつける。
Eかけ醤油ではなく、つけ醤油にすることで塩分を減らす。