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薬の話--- 「血圧の薬」の摂取について

  ひかわ調剤薬局
  伊豆野 良美

 降圧薬は、一般療法である「食事療法・生活の改善・運動療法」を補う為に用いられる薬ですので、一般療法を続けていかなければ、血圧は十分に下がりません。一般療法を怠る事により、降圧薬の量を増やしたり、効き目の強い薬を追加しなければならず、その分だけ副作用を招きやすくなります。

 まず、決められた服用量や服用回数、服用する時刻は必ず守り、飲み忘れに注意する事が大切です。飲む際は、コップ1杯以上の水かぬるま湯で飲みましょう。飲み物によっては、薬が胃できちんと溶けなかったり、副作用を招いたりし、降圧薬の効き目が不十分になってしまいます。

 また、入浴後・飲酒後の服用には危険が伴います。入浴や飲酒をすると、血管が広がって血圧は一時的に低くなり、このタイミングで降圧薬の服用をしてしまうと薬が効き過ぎてしまい、起立性低血圧をまねく事もあります。

飲み忘れてしまった場合は、2回分をまとめて服用する事はやめましょう。血圧が下がり過ぎて、脳卒中や心筋梗塞を招く恐れもあります。

 最後に自己判断で増減や中止をしない事も大切です。必ず担当医の指示に従いましょう。