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●●ドクター紹介 …安藤 博之 先生(介護老人保健施設ひかわした施設長・医師)

安藤施設長
今までで一番いいと思います

 冒頭、新職場の印象をお尋ねする。

 間髪をいれずに「いいです。とてもいいです。今までで一番いいと思います」と笑顔でこたえられる。「ほんとに、みなさんがとても優しくて、よく気遣って下さる」と。(職員よ、以って、瞑すべし)

 さて、岡山県は倉敷市の生まれ。美しい蔵の街として知られ、大原美術館も有名だが、まだ、今ほど整う前のその地で、美術館裏手の川で泳いだ小学生時代を経て、東京都青梅市に転居。中学・高校・大学と多感な日々を自然に恵まれて過ごす。文科系大学での生活も半ばを過ぎたころ、「自分は何処に向かっていくのか」「自分にとって意義ある人生とは」と考え、「人の命に係わる仕事がしたいと医師を志す。予備校では「ムリ」と言われたが、やってみなければわからないと受験。見事合格して弘前大学に。

 名城で知られる弘前城は誠に桜の季節が美しく、授業を抜け出して花に酔った日も。研修医の5年間を津軽保健生協の病院で過ごし、両親の待つ東京へ。中野・杉並の病院・診療所で20余年勤務。縁あって昨年7月からひかわした老健に勤務。病院とは異なり、幅広いスタッフの中で自分が十分に役立つことができるのかを見極める1年余を経て、今年6月より、内田徹夫先生の後を受けて、施設長を拝命。

 高齢化社会の進展に伴い、「老健」の存在意義がますます増大する中で、将来を見据え、動く社会に即応していきたいと抱負を語られる。

 妻と高校生の娘は宇都宮に。中野での単身生活は8年目に。通勤時間は1時間。健康のために大塚駅から施設までリュックを背に20分の徒歩を楽しむ。週に2単位は石神井ボート池前診療所の外来に。専門は循環器内科。

聞き手*編集委員