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食--- 糖尿病 極端な肥満でなくても

  大泉生協病院食養科・管理栄養士
  石川 英里

 我が国は、欧米にくらべると、極端な肥満の人が少ないといわれています。ただし、日本人は、極端な肥満でなくても糖尿病などにかかりやすいことがわかっています。

 男性の場合、40代から60代の肥満者は30%を超えています。3人に1人の割合です。女性では、20〜40歳代においては低体重(やせ)が増加傾向になっています。このように、肥満についてはあきらかに女性より男性に問題が大きいことがわかります。肥満と関わりの深い糖尿病、脂質異常症、高血圧などの生活習慣病はその名の通り若い頃からの生活習慣がだんだんと病気を生み出します。「若いから安心」ではなく健康的な習慣にきりかえないといずれは大きな病気を発症してしまいます。

 肥満している方のなかには「私はそんなに食べていないのに太る」とおっしゃる方もいます。大抵は食事以外の間食が多くエネルギー過剰になっている場合が多いです。まずは食事記録などをつけて自分の肥満の原因を探ることも大切です。

 食事のポイントとしては@1日3食規則正しく食べる(朝食しっかり、夕食軽め)A腹7〜8分目B栄養バランスを考える(主食・主菜・副菜)Cゆっくり噛んで食べる(目標30回)D嗜好食品はルールを決める(量や時間など)E毎日続ける。

 野菜は生野菜なら「両手いっぱい」を毎食とることが必要です。温野菜にする場合は「片手いっぱい」でよいですが、噛む回数をふやすために少し固め・大きめに調理をすると良いです。また、炒め物をするときにはフッ素加工のフライパンを使う・材料を茹でてから調理すると油の使用量も節約できます。