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薬の話--- 骨粗鬆症薬と顎骨壊死

  薬事委員会

 ビスフォスフォネート(BP)薬は骨粗鬆症治療薬として多く使われており、がん患者や骨量が減少する疾患に対しても使われています。

 近年、BP薬を投与されている患者が、抜歯などの歯科治療を受けた後に、顎骨壊死(顎の骨が腐ってしまう状態)が発生し、BP薬の影響が疑われています。顎骨壊死は一度発症すると難治性であり、BP薬の使用にあたってはいくつか注意が必要です。特にBP薬の処方医には歯科治療の有無、歯科医にはBP薬を使用していることを必ず伝えて下さい。(以前の生協だよりにて歯科医よりお話がされていますが、再度注意していただきたく、お知らせをいたします)

●顎骨壊死は口のなかが不潔であるとその発生率が高くなると言われており、口腔内の清潔維持が重要です。
●BP薬を開始する前は歯科を受診し、治療が必要な歯がないか確認をすると良いでしょう。抜歯等治療が必要な場合は先に治療を行うこともあります。BP薬の処方医と使用開始日について相談してください。
●BP薬を使用開始後は定期的な歯科受診を行い、口腔内を清潔に保つ必要があります。
●BP薬を使用中に抜歯等が必要になった場合、BP薬の使用期間によって歯科治療前にBP薬を数カ月にわたって休薬する必要があります。BP薬の処方医と相談してください。

主なBP薬
 最後に自己判断で増減や中止をしない事も大切です。必ず担当医の指示に従いましょう。