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薬の話---栄養ドリンク剤

   ごんげん坂薬局 薬剤師 
   高野 典子

 栄養ドリンク剤は薬局だけでなくコンビニでも手軽に買えるようになりました。手にしたことがある方も多いでしょう。今回はその効用・注意点についてです。

 一口に栄養ドリンク剤といっても種類がたくさんあります。ところが商品に書いてある効能効果は、肉体疲労・病中病後・食欲不振・発熱性消耗性疾患などの栄養補給・滋養強壮・虚弱体質とほぼどれも同じです。入っている成分、うたい文句、お値段で判断するしかありません。成分としては各種ビタミンやタウリン、カフェイン、漢方生薬を複数配合してあったりします。選ぶときはなんで飲むのか、どんな体調なのか考えてみましょう。仕事などで頑張らなくてはいけない、風邪気味でだるい、昨日飲みすぎて調子が上がらない、などでしょうか。眠気を払ってシャキっとしたいならカフェインの入っているもので良いでしょう。カフェインはコーヒー一杯程度がはいっています。風邪なら各種ビタミンに温まる生薬が入ったもの、飲みすぎならタウリンの多いものがおすすめです。

 注意としては、生薬配合のものでは抽出の際に使われるアルコールが僅かに残る点、またカロリーも1本当たり50から80Kcalある点などです。価格は100円しないものから数千円まで。高価なものには高麗ニンジンなど高価な生薬が使われています。毎日続けるにはコストがかかりますね。一日に飲む量は1本がほとんどです。用法指示を守り上手に利用していきたいものです。