ニュース&トピックス


薬の話---水虫の治療薬

   西参道薬局 薬剤師 
   武内 雅美

 水虫は身近にある病気で5人に一人がかかっていると言われています。

 水虫患者さんの皮膚や爪にはが存在します。それが剥がれ落ち、他の人の皮膚に付着し、皮膚の中へ侵入することで他の人へうつります。感染を防ぐために、掃除をこころがけ、毎日足をよく洗い、白癬菌を皮膚に付いたままにしないようにすること。また高温多湿を菌が好むため、靴や靴下で長時間蒸れないようにすることが大切です。

 水虫はまず塗り薬で治療します。症状のない部分にも菌が潜んでいることがあるので、足全体、足の指の間と広範囲に塗りましょう。症状がなくなってもしばらくは続けることが大切です。

 爪水虫は塗り薬だけでは、薬の成分が爪の中まで浸透しにくいことから治りにくく、飲み薬が効果的と言われています。

 しかし、自己判断は禁物です。水虫だと思って医師の診断を受けた人の3人に1人は全く別の病気(非白癬)だったというデータもあります。非白癬の大部分は湿疹やかぶれであり、このような症状に自己判断で市販の水虫薬を使用しても、悪化する事はあっても治ることはありません。

 医師による正しい診断のもと、正しい治療をすることが根治への近道です。