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食…夏バテ防止の食事について

  大泉生協病院 食養科 管理栄養士
  高橋 英里

 暑さで食欲が落ち、あっさりしたものや冷たい飲み物に偏った食事になっていませんか?

 食事バランスが乱れると栄養の吸収も悪くなります。特に糖質に偏った食事(素麺のみ等)は夏バテをおこす原因にもなります。素麺1人前(乾麺100g)で356kcal。これはごはん1杯(200g強)と同じエネルギーです。普段ごはん200gは食べない方でも素麺ならあっというまに食べてしまいます。よくかまないでスルスルッと飲み込んでしまうのにも原因がありそうです。主食(ごはん・パン・めん)1品+主菜(肉・魚・卵・大豆製品)1品+野菜2〜3品をそろえてバランスよく食べることが大切です。
 糖質の代謝にはビタミンB1を多く含む豚肉やうなぎなどがお勧めです。ビタミンB1は糖質を分解する酵素を助けエネルギーにかえる働きがあります。にんにくやねぎなどのにおい成分であるアリシンと一緒に調理すると吸収率が高まります。

 「モロヘイヤ・オクラ・なめこ・山芋」などのネバネバ食品にはムチンが豊富に含まれています。ムチンはタンパク質の消化吸収を助け、胃の粘膜を保護し弱った胃の働きを助けます。酸味やスパイス(カレー粉や唐辛子等)を活用し食欲増進をはかることも夏バテ予防には有効です。