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●●ドクター紹介 …岩下直樹 先生(東京健生病院 内科副部長)

患者さんを診るに留まらず、その家族を支える医療を

 救急患者さんの対応を終えてかけつけて下さる(昼食抜きかも)。

 神奈川県は横浜市生まれ。大分大学医学部出身。内科医師。着任9年目となる。

 医師という職業の重要性に気づかされる事件が身近で起きたのは高校三年の時。祖母が肺炎で入院し、気管支切開の手術。転院を余儀なくされ、そこで何故手術をしたのか問われるという経験をする。なぜ事前に患者と家族に十分な説明や選択肢が示せなかったのか。医師は、患者はどうあるべきだったのか?自分が医師であったら等々の思いをめぐらす日々を持った(祖母は健康を取り戻す)。

 また、テレビで在宅診療に当る医師の姿を追うドキュメンタリー番組などに接し、自分の描く医師像が明確に認識された。

 研修医として始まる東京健生病院との関わりでは、医師間の信頼の深さ、温かさが印象に残った。在宅医療もここで経験する。狭い路地の奥にまた露地があり、家屋があり、人の生活がある。新鮮な感動を受けたという。

 今、医療は、大病院、中小病院、診療所、開業医とそれぞれ分担し合い、連携する形態になって、東京健生病院の担う地域医療はより重要度を増している。患者さんを診るに留まらず、その家族を支える医療を介護福祉のネットワークの強みを発揮して強めていきたいと話された。静かな落ち着いた話しぶりに患者さんの信頼の厚さがしのばれる。

 趣味の読書、映画鑑賞も今はなかなかとか。夫人と共に健康第一をモットーに多忙な日々を送る。

 南大塚在住。


聞き手*編集委員