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食…風邪をひいたときの食事

  東京健生病院 管理栄養士
  大竹 美枝子


 風邪をひいて体調が悪いときには食欲が失われてしまうことも多いでしょうが、食べなければ体も弱り、風邪もなかなか治りません。そこで少しでも食べられるような工夫が必要になります。

(1)水分を十分に摂るようにしましょう。
 特に発熱を伴う場合、体が発汗することで熱を放散しようとするため、体内の水分が不足し、脱水症状を起こしやすくなります。また、喉の炎症を防ぐためにも水分補給は重要です。麦茶やほうじ茶、スポーツドリンクがお勧めです。スポーツドリンクは汗で失われた栄養素を補給できますが、糖分が多いので血糖値が高い方は医師との相談が必要です。

(2)消化のよいものを食べる。
 胃の負担を減らすためにも、消化がよく、胃にやさしいものを食べましょう。おかゆや煮込みうどんなどがよいでしょう。

(3)摂りたい栄養素は糖質、たんぱく質、ビタミン。
 免疫力を上げて風邪に打ち勝つためには、すぐにエネルギーになる糖質と代謝を高めるたんぱく質が必要です。ビタミンの中でもビタミンAは喉や鼻の粘膜を保護してくれる働き、ビタミンCは白血球の働きを高めて免疫力を高めてくれる働きがあります。栄養素を加味して南瓜のポタージュはどうでしょうか。南瓜はビタミン類、糖質を含み、牛乳はたんぱく質が多い食品です。

 風邪をひかない為にも普段から栄養、休息をしっかりとり、手洗い、うがいをすることで風邪のウイルスに負けない体づくりを心がけましょう。