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薬の話---うがい薬について

   さかした調剤薬局 薬剤師  
   知久 直美

 うがい薬は用途と成分で大きく二種類に分けられます。

 「イソジン」は季節性インフルエンザやヘルペスウイルスなどに対する効果の他、口臭の除去、虫歯の予防などにも効果が期待できます。食後に忙しくて歯を磨けないようなときは、しばらく口に含んでゆすぐだけでも効果的です。

 「水溶性アズレン」はカモミール(ジャーマン種)の精油成分で、青い色をしています。一般的に、のどが腫れて痛いときに使ううがい薬です。

 水溶性アズレンは、ポピドンヨードに比べて刺激が少なく、口の中やのどの粘膜に作用して炎症を鎮め、粘膜修復促進作用や抗菌作用を発揮します。胃腸薬や目薬などにも使用されている成分で、口内炎に対する効能もあります。

 食後、歯茎の間に食べかすがあるようなときにポビドンヨードをしばらく口に含んでからぶくぶくとゆすぐと虫歯の予防になります。水で薄めるタイプのうがい薬は濃度が濃すぎても薄すぎても効果が十分得られないので、用法・用量をしっかり守ってお使い下さい。うがいをするときに、むせてしまうという方は、「あー」と声を出しながら5秒間ほどうがいをしましょう。うがい薬は薄めた液であれば、もし飲んでしまってもまったく問題はありません。