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「千石にじの家」がオープンしました。(2月1日)

「千石にじの家」は在宅生活を支えます

 文京区の小規模多機能型居宅介護事業に応募して2年目、待望の「施設」が完成しました。「千石にじの家」は在宅生活を支え、明るく、過ごしやすい施設です。

 今後、都心でも在宅療養や介護を必要とする高齢者の増加が見込まれ、独り暮らし、老々世帯が増えていきます。地域で生活していくためには、医療と介護の切れ目のない提供が必要とされています。

 「千石にじの家」は通所介護・訪問介護・訪問看護・宿泊のサービスを組み合わせながら在宅生活を支える事業所です。東京健生病院の在宅医療部や地域の開業医とも連携して医療と介護を提供します。

 開所に先立ち1月18〜22日に開催した内覧会には、文京区長、副区長も含め、5日間で300人もの参加がありました。地域のみなさんをはじめ事業所を利用したいという方やケアマネジャー、地域包括支援センターの職員、民生委員等さまざまな方が来所されました。また、ボランティアとして参加したいという有難い申し出もありました。

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 2月1日の初日から利用されたAさんは、96歳で要介護3です。娘さんは「私が仕事のため日中はひとりの生活になり、寝てばかりで食事もとれていない」と心配していました。耳も遠く職員が語りかけても、すぐに居眠りが始まります。そんなAさんでしたが昼食の準備の手伝いをお願いしたところ、さっと立ちあがり上手に野菜の皮をむき、お願いした大きさに人参や玉ねぎを切る、その手際の良さに驚かされました。生活機能向上のリハビリが大事だと言われますが、認知症や身体機能が低下した方でも見守りや少しの手助けで「その人ができること」が広がることを実感しました。「千石にじの家」では利用者が、「自分にできること」で役割をもち、生活の場として過ごし、そして自宅でできることが増えることを目標にサービス提供をしていきたいと考えています。

  同じ建物にある「ひかわした訪問看護ステーション」の看護師は、担当する利用者さんの様子をみるために「千石にじの家」に顔を出します。あとで、ご自宅に伺う際に利用者さんにどんな支援が必要なのかをきめ細かく検討するためです。「住み慣れた家で暮らし続けたい」そんな願いをかなえるために医療と介護がしっかり連携できるのが「千石にじの家」なのです。 こんな、「にじの家」での暮らしぶりとこだわりの設備をぜひ見に来てください。おいしいお茶と笑顔で歓迎します。


オープンした「千石にじの家」全景。


利用される方がゆっくりくつろげるようにつくられた「掘りこたつのある和室」


内覧会で職員に説明をきく組合員のみなさん。


1月23日、開所式は66名の参加者で盛大に行われました。