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薬の話---エナジードリンク(カフェイン)の効用と摂取の注意点

   あおぞら薬局 薬剤師   
   軽部 志帆里

 エナジードリンクはカフェインや糖分、ビタミン、アミノ酸などを含有した清涼飲料水で、他の清涼飲料水に比べてカフェインの含有量が多いのが特徴です。

 カフェインとはコーヒー豆や茶葉、カカオ豆など天然に含まれている苦みを持った食品成分の一つで、それらから抽出されたカフェインは清涼飲料水(コーラ、エナジードリンク等)やチョコレート、ココアなどに食品添加物として使用されています。

 カフェインには中枢神経を興奮させる作用があり、眠気や疲労感を抑えたり、頭痛を改善させるなどの効果がある一方で、摂取しすぎると不眠、嘔吐、頭痛、心拍数の増加などを引き起こすため注意が必要です。

 食品から摂取するカフェインの許容量について明確な基準はなく、体質や体格によっても異なります。

 欧州食品安全機関は健康を維持するために望ましいカフェイン摂取量について「成人では1日400r未満に抑え、1回摂取量が200rを超えないようにするべき」と提言しています。

 カフェインはコーヒー、紅茶、緑茶、コーラなど私たちの身近な飲み物や、頭痛薬、風邪薬などにも含まれ、知らず知らずのうちに大量摂取してしまう可能性もあります。

 風邪の時、風邪薬とエナジードリンクを一緒に飲む場合も、カフェインの量を確認してから摂取することが必要です。

 健康のためにもカフェインの効用や特徴をきちんと理解し、上手に付き合っていきましょう。