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第1回 HPHJAPANカンファレンス開催

 〜東京保健生協から23演題発表

 10月8日TOC有明WESTGOLD20にて第1回となるHPHJAPANカンファレンスが開催されました。  記念講演では千葉大学予防医学センターの近藤克則教授より、健康格差が大きな問題であり、国もその解消を目指すという方針であること、格差の縮小には、社会的なサポート、地域環境の変化、気軽に集まれるサロン(たまり場)などの地域資源が大切であることが提唱されました。

 ポスター発表(ポスターセッション)には全国から98の医療、介護現場、地域でのHPH活動の実践が発表されました。東京保健生協の組合員からは約20年にわたり班会で尿塩分値の測定を行った結果の検証をはじめ、5周年を迎えたサロン柿の木ハウスの報告、健康料理交流会の歴史などを発表。病院からは無料低額診療事業の実践報告、福島県からの避難者へのがん検診、地域に求められるリハビリテーションの考察など、医療活動の質的向上や患者支援の取り組みの拡大など多岐にわたるテーマが計23演題報告され、学園通り支部の「10年連続の仲間ふやし100名達成を成し遂げた多彩な活動」と「東京健生病院のヘルスチャレンジ」が優秀演題にノミネートされました。その後の選考で、優秀賞は熊本地震被災地での職員、地域住民一体の活動や、高知でのヘルスチャレンジの参加を大きく広げた取り組みなど5演題が選ばれました。

 パネルディスカッションでは根岸京田理事長が、「高齢社会とヘルスプロモーション」をテーマに発言、孤立化や所得格差、認知症などの様々な問題に地域住民が主体となって立ち向かうために、押し付けでも、丸投げでもない参加型のための地域プラットフォームを作っていくことの重要性が強調されました。 

※HPH:ヘルス・プロモーティング・ホスピタル(健康増進活動拠点病院)の略