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特別障害者手当の申請について

  大泉生協病院 医療福祉相談室
  田中武士

加齢や病気などによって自宅での介護が必要な状態になったとき、重要なひとつの支えとなるものが所得保障です。今回はその経済面に少しでも貢献できる「特別障害者手当」についてご紹介したいと思います。

特別障害者手当は精神または身体に重度の障害があるため、日常生活において常時特別の介護を必要とする状態にある在宅の二十歳以上の方に対して支給されるものです。支給額は二万六千四百四十円(月額)、年四回に分けて支給されます(一定の所得制限あり)。 支給の要件である障害の程度の内容については国により細かく決められていますが、いわゆる寝たきりの方はもちろん、自力での立位保持や立ち上がりなどが困難な方も十分に支給対象となる可能性があります。また、認知症などの精神症状によって身体に不自由のある方も同様です。

申請窓口は地域の福祉事務所や市区町村役場ですが、そこでは障害の程度の内容について誤った説明がされることがしばしばあるので注意が必要です。この障害の程度の解釈については国の基準をもとに慎重な検討が必要であり、障害者本人の利益となるよう医師やリハビリ担当者などが共同して申請に必要な書類を作成します。 申請について迷われている方や行政窓口での対応に納得のいかない方は、まず各院所のソーシャルワーカーにご相談ください。実態に基づいた申請のお手伝いができることでしょう。