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歯の話…あなたのむし歯は何タイプ?
大泉生協病院歯科
歯科医師 小川 里英

「よく磨いているのに、歯医者に行く度むし 歯がみつかる」という人がいらっしゃいます。なぜ磨いていてもむし歯になると思いますか?

まず一つ目の原因は、磨いてはいるがきちんと磨けていないケース。歯ブラシで落とせる歯垢は約6割と言われています。きちんと歯間ブラシ等を用いて歯間まで磨くことが大事です。

二つ目は間食が多いケース。むし歯予防にはブラッシングより間食をやめることのほうが効果的です(歯周病予防には歯みがきが大事ですので、やめた!とならないで下さい)。むし歯になりやすい方は間食を1日1回までにしましょう。
間食とは、おやつを食べることではなく朝昼晩の3食以外で何か飲食することを指します。飴やチョコ等を食べることや、スポーツドリンクや砂糖の入ったコーヒー・紅茶を飲むことも間食に含みます。
最近、水と名前がついた清涼飲料水(いろ○す)がよく売られていますが、水と書かれていてもあれは砂糖水です。飲み物はお水かお茶、無糖のコーヒー・紅茶などに変えましょう。飴などをついつい食べてしまう方はキシリトール100%のタブレットに変更してもらうよう指導しています。

3つ目は、歯質が弱いケース。もともと歯が強かった人でも、歯肉が下がって露出した根元は弱く、むし歯になりやすいです。
対策は、毎日のフッ素洗口です。よく磨けている、間食もしないのにむし歯が次々とできるという人は、唾液が少ない、唾液の質が悪い、むし歯菌の量が多い等の原因が考えられます。
唾液の量・質とむし歯菌の量は、検査ができます。むし歯菌の特に多い方には自費で5万円ほどの除菌プログラムもあります。
自分は歯がもともと弱いからむし歯ができやすいと嘆いているあなた。まずは、生活習慣改善(フロスと間食禁止)・フッ素塗布。その後、唾液・細菌検査をやってみましょう。むし歯とお別れできる日も近いですよ。