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薬の話…サプリメントについて
ひかわ調剤薬局
薬剤師 片山 隼

サプリメントと聞くとテレビ、雑誌など多くの場所で目にする健康食品と同じ物であるという認識をされているのではないでしょうか。

実際に一般的な考え方では、健康食品は「健康の保持増進」で、サプリメントは「特定の成分を濃縮した物」と考えられており、特定の成分が健康の保持増進に関わることもあることから、サプリメントは健康食品の一部と考えられています。そのため、よく耳にするブルーベリーやコラーゲン、グルコサミンなどのサプリメントは、その成分を簡易に摂取できる物ということになります。しかし、あくまでも不足している成分を補うための目的であり、サプリメントの効果が薬と似た物であっても薬と同様の効果を期待してはいけません。

また、サプリメントの中には、薬の作用に影響する物もあるため、飲まれる前には医師、薬剤師にご相談下さい。実際に薬への影響があることが報告されている物として、グルコサミンのワルファリン(ワーファリン)への影響があります。血液が固まるのを抑え、血管が詰まることを防止する作用があるワルファリンという薬の作用を強くすることが指摘されているので、ワルファリンを服用している患者さんは、グルコサミンの服用を避けた方がいいと考えられます。気になる物については、国立健康・栄養研究所のホームページ内にある「健康食品」の素材情報データベースにて、成分を調べることが出来ます。