ニュース&トピックス



薬の話---睡眠薬について

  西参道薬局
  菅谷 恵里子

不眠は、その症状から大きくわけて4つのタイプがあります。
(1)入眠障害(寝つきが悪い)
(2)熟眠障害(眠りが浅く熟睡感がない)
(3)中途覚醒(夜中に何度も目が覚めてしまい、その後なかなか寝つけない)
(4)早朝覚醒(夜半から明け方に目が覚めてしまい、そのまま眠れず、朝起きたとき何となくすっきりしない)

不眠の原因を取り除き、生活習慣や睡眠環境の改善をしても十分な効果が得られない時に睡眠薬による治療が行われます。
睡眠薬は作用時間によって、超短時間作用型(2〜4時間効く)、短時間作用型、長時間作用型に分類され、不眠のタイプや原因、年齢、生活状況などによって使い分けられます。

現在使われている睡眠薬は、くせになったり、だんだん効かなくなるということはなく、続けて飲んでいても体に悪影響を与えることはほとんどありません。ただし、高齢者の方は、肝臓や腎臓の機能が低下してきているために翌日まで薬の作用が残ることがありますので、眠気やふらつきなどの症状には注意が必要です。また、アルコール類は同時に飲まないこと。短時間の睡眠で起床して仕事をする必要がある時は最初から睡眠薬は飲まないこと。そして、自分の判断で飲む量を増やしたりせず、必ず医師に相談しましょう。