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つながりを生かし、憲法を気軽にみんなで学びながら
3000万人署名にとりくみましょう

東京保健生協では理事会社保委員会の呼びかけで憲法学習会や、学習用DVD視聴等、みんなで憲法について学ぶことを進めています。
「健康をつくる。平和をつくる。いのち輝く社会をつ くる」という東京保健生協の理念実現のためにも、9条改憲に反対する、全国統一3000万人署名に取り組んでいます。


9条改憲に反対する全国統一3000万人署名の取り組み…
9条3項加憲はNO!
城北法律事務所 弁護士
野口 景子

昨年5月3日、安倍首相は、憲法9条1項と2項はそのまま残し、3項に自衛隊を明記する「3項加憲」を唱えました。私はこの発言に強い怒りを持っています。

第1に、9条に3項を書き加えても何も変わらないという嘘を堂々と発信したことです。

本来、憲法という1つのルールの中に矛盾した内容が書かれることはありません。憲法9条1項・2項に、戦争の放棄や戦力不保持が定められていても、現在世界有数の軍事力を持つ自衛隊が3項に書き加えられてしまえば、これまでの9条は原則にすぎず、3項は例外で例外を認めることになってしまいます。今度こそ「合憲的に」自衛隊に戦力を持たせ、戦争に参加させる道を開こうとしている意図が見えます。まさに、戦争できる国づくりの最終仕上げです。

もう一つ、私が「3項加憲」発言を許すことができないのは、大規模災害時の救助活動などに必死で取り組んできた自衛官に対する市民の素朴な感謝の気持ちを利用している点です。この巧妙、しかし卑劣なキャンペーンには、事実を突きつけて反論する必要があります。

武力行使は国際紛争を本当の意味では解決できないこと、多数の市民の犠牲を生み、テロを激化させ、兵士たちに心身ともに回復困難なダメージを与えることは、アフガン、イラクや南スーダンなどの経験からも明らかです。戦闘の激化した南スーダンに派遣されていた自衛官の6人に1人が不眠症状を訴えたとの報道もあります。

本当に「ありがとう自衛隊」と思うなら、自衛官をより危険な状況に追い込む「3項加憲」に反対することこそ道理です。

世論調査では改憲発議を急ぐ必要がないという意見が6割以上を占めています。関心が高そうには見えない人や良心的な保守層にも幅広く呼びかけ、「3項加憲」のまやかしを非難する声を大きなものにすれば、改憲発議を断念させることはできるはずです。3000万人署名も始まっています。一緒に頑張りましょう。