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介護の現場から-(2)


バランスの良い食事と生活機能訓練で入所前より元気に

 特にひとり暮らしの方にとって、お正月は「めでたさ」より不安や寂しさが募るといいます。 年末年始は安心して過ごしたいとショートステイや入所を利用される方も増える季節です。デイケアやショートステイは、家族の介護負担を軽減したり、自宅での生活が続けられるように機能訓練を行うものです。一人では食事が不規則になったり、人との交流が少なくなって引きこもりがちになって健康状態が低下してしまいます。

 Aさん(85歳)もそんな一人でした。ケアマネジャーからショートステイを勧められても「施設に入って人の世話になると戻ってからひとり暮らしができなくなる」と断り続けていましたが、昨年初めて年末からお正月にかけてショートステイを利用しました。施設ではそんなAさんの思いを受け止め、洗濯など自宅でやってこられたことは入所中もご自分でしていただくようにしました。栄養バランスの良い食事と生活機能訓練で入所前より元気になって帰ることができたことと、入所の皆さんと和やかにお正月を迎えられたことが良かったと今年も「ひかわした」でお正月を過ごしています。

 今年は介護保険改定の年です。本当に高齢者の方が安心できる制度にしたいものです。